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ある日曜日のスケッチ
日曜日のおやつの時間前後は、こども達は先生と遊んだり、テレビを見たりと思い思いの過ごし方をしています。その中でも、いつも仲良く遊んだり、ケンカしたり、毎日のようにとにかく忙しい!?小学生女子2人は、まずは園庭で仲良く遊んでいました。そのうち園長室の窓を“トントン”とノックする音に振り向くと、ニコニコしながら2人が立っていました。窓を開けると年上のMさんが「園長先生!四つ葉、六つ葉のクローバー見つけた。一つあげるね。」と差し出しました。「Mちゃん、きっと幸せな出来事これからいっぱいあるお知らせだね。すごいね。園長先生にもお裾分けしてくれてありがとう!」とお礼を言うとさらにかわいい笑顔になりました。一方の年下のSちゃんはワイルド系、この季節にトンボ?ちょうちょ?を素手で捕まえて見せてくれました。とても虫に好奇心旺盛なSちゃんにも、「見せてくれてありがとう。また遊べるように逃がしてあげようね。」と声掛けするとすぐに「またね~。バイバイ~」と逃がしました。「Sちゃんはやさしい女の子だってわかっているから虫たちも遊びにきてくれるんだろうなあ。」と思いました。僕たちの役割はこの素直な美しい心をこれから絶対に傷つけるような目に遭わせないように育むことです。大変な過去を背負って今目の前にいるこの子らの未来へのステップを見守って、これからずっと頑張って行こうと決意した休日のエピソードでした。
